2006年12月31日
狛犬ぶろぐにようこそ
皆さんようこそこのぶろぐに。
今までこちらで日々のよしなし事を書き溜めてまいりました。
そんな中,街中で見かける神社仏閣。何れも昔からその地域のコミュニティの中心として機能してきた場所であります。
そしてその入り口を守るかのように置かれている「狛犬」たち。様々な表情が時代を、そしてそれを作った名匠たちの思い入を映しているようです。
不思議なことに神社仏閣の建築物、造作物、装飾物の作者の名前は知らされることはありません。唯一、我々の頭に浮かぶのは日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎くらいではないでしょうか。比較的近世の作者ではありますが、浮世絵の写楽と同様にその人物像は闇に包まれています。もしかしたら、一人ではなく、現代で言う工房を代表する名前であったかも。
そして神社仏閣の入り口でひっそりと控え目に我々を迎え入れる狛犬たち。
ひとつの彫刻として狛犬を見ると、とても素敵な作品が多いのです。ひとつとして同じ狛犬を見たことがありません。そんなこんなで、いつの間にか狛犬を愛するようになりました。
記事のアップは不定期になりますが、どうぞ各地の狛犬さんの豊かな表情をお楽しみ下さい。
2006年07月23日
No.14 豪徳寺 (東京・世田谷)

小田急線で「豪徳寺」駅がありますが
この東急世田谷線の「宮の坂」駅のほうが
遥かに近いです
先にご紹介した 世田谷八幡宮と線路を挟んで
反対側で 歩いて3分くらいのところです
立派な参道です
武蔵野には 珍しくこれも立派な松林が続いています

豪快に口をあけていますね この狛犬さん
これだけの大口は ちょっとないですよ
あまり大きくあけると ちょっと間延びして
見えるものですが(笑)
ほどほどの緊張感がありますね

こちらは反対に ちょっと苦味走った
表情で
どちらかというと シンプルな表情ですね

山門も立派です
昔から「豪徳寺」の駅は 知っておりましたが
こんなに 立派なお寺があるとは 知りません
でした
もっと驚いたのは
安政の大獄で 有名な井伊直弼の菩提寺なんですね
流石に当時の権勢を誇った名家の菩提寺
多くの志士が仆れ 明治新政府には疎まれたんじゃ
ないかとも 思いましたが
ここらの歴史は ちょっと興味深いですね

山門を入ると こんな立派な狛犬さんが
これは銅像でしょうか
現代の作になるんでしょうね
金色の鞠が まぶしいです
こちらの狛犬さんは 何故か一体だけ
阿吽のカタチには なっておりません
さて この豪徳寺
猫好きにはたまらない お寺であります
その辺については 次号の「おまけ」でご紹介
楽しみにしていて下さいね
2006年07月22日
No.13 世田谷八幡宮A おまけ (東京・世田谷)
狛犬ではないのですが、こちらの境内で面白いものが
ありましたのでご紹介を。
入り口には立派な赤い鳥居がちゃんとあるのですが
それを過ぎると またこんな鳥居が
鳥居だけでは ありません
そこにはしめ縄と一緒に 丸い環が
私はこんなの初めて見ましたよ ちょっとびっくり
近くに案内板が ありましたが なになにこれは
「茅の輪(ちのわ)」というのだそうです
この輪の中を 最初まっすぐ入り
そして左から右へくぐっては戻りを∞の字を描くように
するのだそうで すさすれば諸々の悪疫を免れると

いやいや驚きましたね
色々な神社仏閣を回っていますが こんなの初めて
皆さんのところで こういうのがある神社ってありますか
是非 教えて欲しいですね
まあ 八幡様でありますから 源義家の創建とあります
鬱蒼とした森の中の かなり大きな八幡様ですね
9月15日に秋祭りが 毎年行われているようですが
夜店がこの広い境内一杯に 軒を並べるそうです

こちらが本堂前
やはりこちらにも 茅の輪が
ご近所の人でしょうか 熱心に三回この輪を
くぐって 深々とご本尊のほうを向いて
お辞儀をして
はい 私も倣って
2006年07月21日
No.12 世田谷八幡宮@ (東京・世田谷)


こちらの狛犬さん
見てくださいこの姿
こんな可愛いの 初めてです
恐らくかなり 近代の作だろうと思うのですが
子供の狛犬さんの 目線がいいですね
まいった参った
ほのぼの親子ですよ これは
昨今 子供の命をおろそかにしたり 虐待する親が
増えているように思えます
一度この神社に 来て
この狛犬親子の 姿を見てください
この子供狛犬の 目線
貴方を頼って 信頼している目線そのものですよ

この狛犬さんは 小さな祠の前にありましたが
ここでも 親子のモチーフが
足元の子供狛犬を 親がしっかり抑えている
姿はよくあるのですが
これはまた
背中にぎゅっと しがみついていますよ
こんなに親子のモチーフが はっきり出ている
狛犬さんたちは 初めてです
いいですねぇ

大体は こちらのように丸い玉を
抑えているのが普通の姿ですが
この玉は 地を現し(地球)
世の中の安泰を願うということのようです
一緒に子供も というのは結構珍しいのです
このお宮の 考え方或いは 作者の気持ちが
色濃く出ていますね
ここの狛犬さんたちを 一発で好きになったですね
(こちらのHP)
2006年07月17日
NO.11 八剣(やつるぎ)神社 (東京・調布)

近くの小学校の 校庭です
もう廃校に なっているのですが
雪を見て 早速子供たちが
遊んでいます

これは何だと 言うと
はは 狛犬さんなんですが
雪に 埋もれて 訳がわからん

どっちが 阿さんで
どっちが 吽さんでしょうか
ただでさえ 可愛いのですが
綿帽子を かぶると もっと かわいくなって
(2006年1月撮影)
No.10 東京都庭園美術館 (東京・白金台)

今日は凄い変化球を ご紹介
美術館の 玄関前には なっ なんと
このような 狛犬さんが
何ゆえ これが置かれたのか
ちょっと その由来を お聞きしたいものですが
資料をくくっても 出てきませんね

久しぶりに 迫力のある 狛犬さんに
出くわしました
狛犬フリークの 私としては 大変嬉しいですね
見事なお顔を しています
こちらは 阿吽の 「吽」さんですか
彫りが 凄い細かいのです

こちらは 「阿」さんだと 思いますが
余り お口を大きくは 開けていません
さすが やんごとなき お宅の狛犬は
表情まで違うのかな
片方が 手毬を押さえ 片方が子供を抑えての
図柄は 良く見ます
大体が 子供を大きな足で 押しつぶしているようにも
見えるのが 多いのですが
こちらのものは 優しく手が(足か) 添えられていて
守っているという 感じが強いですね

近づいて お顔を拝見
うひゃ〜 怖い顔してますね
迫力十分

はは お子さんも 親に似ていますね
ぷにゅ〜って いう 感じで
可愛い 可愛い
(こちらの公式HP)
2006年07月15日
No.9 石室神社 (西伊豆・石廊埼)
2006年07月14日
No.8 虎狛神社 (東京・調布)

正月っていいなぁ。朝から酒飲んで、皆何だかおめでとう
おめでとうって言ってくれて。
一年で一番幸せに一日が送れます。はは仕事のことも
もうもうぜ〜んぶ忘れて(ということ自体忘れてないんだ
なぁ、これが。悔しい)。
それで飲んだら寝て、起きたら飲んで。
これでは身体がなまってしまう。
ということで、やおら起き出し、ご近所の氏神様に初詣。

戌年にちなんで狛犬さんをぱちり。ぶろぐで写真を
撮り集めてから、随分と狛犬さんも撮りました。京都
はいろんなものが見られて楽しかった。牛もあれば
ねずみまでいましたからね。
数が纏まったら狛犬ぶろぐでも作ろうかと思うくらい。
この神社は名前も虎狛神社ですって。不思議な名前
の神社ですね。
ところで狛犬って犬ではない。獅子と犬をあわせた
想像上の生き物らしい(定説がどうもないらしい)。
だから牛さん、ねずみさんも総称して狛犬となって
しまう。
正月の日経新聞で三遊亭円丈師匠が狛犬の大家で
何と13年間も狛犬を追い求めて、合計4000もの神社
を訪れたと書いてありました。
やはり、これに惹かれる人は多いんだなと正月早々変な
ところで感心しきり。
彼も書いていますが、狛犬ってそれぞれ顔も形も違って
飽きません。ただひとつの共通点は「阿吽」。この言葉
に表されるように、口をあけたものと閉じたものが一対で
不思議な緊張感があるのが狛犬の真骨頂。
昔、世界的な建築の大家とお付き合いをした時に、我々
の都市計画の作品を講評して「阿吽の呼吸が欲しいです
ね」と言われたことを思い出します。まあ、なんと難しい
論評をするもんだと若気の過ち、怒り狂った自分が今思う
と恥ずかしい。その作品は幸か不幸か世には出ませんで
したが。きっともっと全体の環境のバランスを考え、緊張
感を持ったデザイン設計にしろということだったのかなぁと
未だに考えております(しつこい性格だ)。
それにしても虎狛神社とは。この狛犬さん、どうみても
虎には見えないところがもっと面白い。
また今年も色々なところに旅をして狛犬の写真を沢山
撮ってみましょう。
(2006年元旦撮影)
2006年07月10日
No.7 八坂神社 (京都・東山区)

さて大原に別れを告げて 着いたところは 河原町
夕食まで未だ 時間があるというので 暫し付近を
散策
私としては一番興味がある(?) 祇園でちょっと探索
何を? いえいえ 一見さんでも食べられる 店が
あるかと いうことでして
何しろ 保護者つきで ありますので
それにしても いつも思うのですが この一角 もう少し
明るくならんですかね

カメラに ついている ストロボではなかなか うまく
写せないじゃないですか
てなことを 考えながら 町並みを写していると
後ろから 奥様が ほら出てきたから 早く写したら
と 大声で怒鳴ります
何ですかね 幽霊でも出てきたのですかね
指差すほうを 慌ててシャッターを 押しましたら
あらら 何故か きれいな 舞妓はんが
すたすたと 私の傍を 通り過ぎられました

こちらは 八坂神社の 狛犬さんです
狛犬さんも 神社・仏閣で それぞれ形が違って
大変 面白い
この狛犬は 鬼と獅子の合体版ですかね
右足が 一歩でているのに 特徴がありますね
このスタイルは 珍しいです

境内の 奉納舞台に 飾られた提灯
この提灯は いつきても沢山 飾られていますね
それと 提灯に記載されている 奉納者のお名前が
いつも違うので 毎回寄進者が 多いということで
しょうか
(2005年2月撮影)
No.6 花園神社 (東京・新宿)

新宿といえば ゴールデン街
そしてこの 花園神社
その昔 唐十郎さんが黒テントを張って
前衛的な 舞台を演出していた場所
未だ危ない人たちが うろうろしていた
この界隈 なかなか近づくことも出来ませんでしたが
今は ひっそりと
でも
この狛犬さんが 迎えてくれます
ゴールデン街を抜けると 直ぐ裏門なんです

ちょっとこの 狛犬さんは 愛嬌があります
というのも この神社は 商売繁盛の守り神
なんですね
という訳で 狛犬さんも 愛嬌を振りまいている
違うかな?
なにせ 歯を見せて笑っている狛犬さんなんて
初めて見るんじゃないかな

なぜか可愛いでしょう
ぷにゅーっていう感じで
阿吽の呼吸になっていない
ちょっと哀愁を漂わせたりして


